ひまわりABA教室 (発達療育レンテ名古屋)
461-0001 名古屋市東区泉1丁目
10-25 シェモア泉 7A
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fax: 052-212-8514
himawari
学校生活から卒業し、将来の自立に向けて目標を立て、達成していくことになります。前にも述べましたが、障害があるということと成功するということは必ずしも相反することではありません。障害を持ちつつもそれを理解しサポート(援助)していくことで、質の高い生活を送っていくことが目標です。
もちろん出来るだけ自立することが目標ですが、完全な自立だけが目標ということでもありません。障害がなくても、親元にずっと生活している子供もいますし、それが悪いとか駄目とかって、外からそういう判断するのも失礼ですよね。自分が幸せなら、それで良いじゃありませんか。完璧を目指さないということも必要になってくるかもしれません。
学校が終わりに近づくに従って、進学、就職等、色々な課題がでてきます。この時期以降は、どうやって人生を送っていくか、本当にそれぞれです。自立ということは、出来る限り本人が自分で自分のことを判断してくわけですから、この時期以降は「療育」という枠組みでは捉えられなくなってきます。
以下は大まかに触れる程度にします。
義務教育の学校生活が終わりに近づくにつれて、進学に向けて、就職に向けて、自立に向けて色々準備していきます。障害なく育っていても仕事がみつからない事が多い経済状況では、就職が出来る方は稀かもしれません。資格などをとっても、社交性の問題で就職が難しくなる方もいます。就職ができないなら、何をすれば良いのか。色々と頭を巡らせることになります。意外に趣味などの余暇の使い方も大切です。自立、就職が成功だと考えるのではなく、その方向に向けて前に進んでいること、目標があってそれに近づいていること自体が大切とも言えます。
これまでなんども申し上げてきたように、自閉症は親がすべてを負担するという考え方から、地域、社会全体でサポートするものと換えていかなければいけません。アメリカで見てきた成功例(親や本人が幸せに感じている例)は、必ずと言って良いほど、地域に根ざした社会全体のサポート(援助)が得られた時です。残念ながら今のところ、社会からに理解度は低いです。これからどういった事が問題で、どういった事が必要なのか、必要でないのか、恥ずかしがらずに声を上げていきましょう。
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